「信頼できる情報を得る」メディア

 
 
 

「世の中のできごとや動きについて信頼できる情報を得る」

 

 
 
世の中の人は、インターネットで情報を得るときに、「信頼できる情報」は何を見ているのだろうか?
上記の資料では、20代は、半分の人が「インターネット」と答えているが、では、インターネットの「何」を見て、信頼できる情報を得ているのだろうか?
 
 

40代の私の場合

 
私は、現在、40代だが、
自宅にいても、職場にいても、テレビ・NHKをつけられる状態であれば、テレビでNHKを見る。
そして、契約している新聞の電子版を見る。
 
その後、もう少し、その事象に気になっていたら、
twitterfacebookで信頼している人の記事、信頼している人が紹介している記事を読んでいく。
 
これが、今のところ、一番、短い時間で確実に、比較的正しい情報に近づけることだと思っている。
少なくとも、企業のメディアは、普段、情報に接している、ニュースのプロが見た、体験した、選んだ、情報が流されるわけで、これはベースにできると考える。
 
 
深く知りたい時は、本を買って読む。
私の家では、新聞の定期購読はやめてしまったので、
何か世の中的に大きな出来事があった日は翌日、コンビニで新聞を買って読む。
 
 
「いち早く世の中のできごとを知る」
スピード重視の時には、twitterを検索する。時間があれば、instagramgoogleを検索してみる。
 
 
「趣味・娯楽に関する情報を得る」
こちらは、私は、ラジオ、SmartNewsや、ブログ、twitter、メルマガだ。
 
 
こう考えると、自分の中では、
新聞、雑誌の時間が少なくなった。
特に、雑誌が圧倒的に少なくなった。ここが、インターネットに取って変わった時間だ。
 
逆に、私の場合は、ラジオの時間は減らない。
趣味の音楽で新しい情報を得るには、やはり、ラジオがイチバンいい。
これは、趣味の領域だから、一般的には言えないか?
 
 
 

40代の自分の子供達の場合

 
私の子供たちは、10代半ばであるが、
やはり、自分の子供時代に比べると圧倒的に
テレビの時間が減っている。
新聞・ラジオ・雑誌には全く触れない。
 
youtube、LINEが中心。
よくよくみると、youtubeなどで話題になったニュースは
所謂オールドメディア、テレビ・新聞が配信している情報が元になっているもの
あるいは、テレビ局のyoutubeチャンネルの情報を見ている。
が、情報元を意識しているわけではない。
 
 
 
 

共通の常識が薄れていく世界

 
いい悪いは、置いておいて、見ているメディアが、パーソナライズされていけばいくほど、
お互い見てるものや基準となる常識が曖昧になっていくのではないだろうか?
これは、ネットが子供の頃からあたりに前にある世代 2000年前後以降に生まれた人々でないと
わからない感覚であると思える。
 
情報という観点では、ある意味、村社会・分散化・コロニー化していき、人種や宗教や文化や労働階級なんかで分断化がより進んでいくことがこの10年で起こることだと思う。
 
その中で、メディアはどうあるべきか?動画配信は、どのように見られていくのか?
 
私の仮説は、
「雑誌的な形」で、個別のコンテンツの消費。
「マンガの単行本的な形」で、まとまった情報の消費。
ではないか?と考えている。
 
この辺りを、今年はより深く考察していきたいと考えている。